固定資産を期中取得した時のポイントは減価償却の期間配分にあり

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期首に固定資産を取得し、1年分の減価償却費を(減価償却方法は定額法)計上するケースを以前勉強しました。ただ実務上は、12月決算の会社でもむしろ3月や5月といった1月以外の日に購入する方が圧倒的に多いんです。では使い始めて1年経ってない固定資産の減価償却費ってどうやって計算するんでしょ?

 

固定資産を期中(期首と期末の間)取得した場合においては、減価償却費を取得日から決算日まで月数で割って計算する必要があります。建物って使用するにしたがってどんどんボロボロになりますよね?ならば実際に固定資産を利用した期間に区切って減価償却費を計算したほうがより実態を表します。

 

 

では期中取得した固定資産の、期末に減価償却費を計上する場合について、例題を通じて具体的に数字をおってみましょう

 

例題:おまる商店は、建物2000円X1年の10月1日に取得しすぐ使用した。決算<(strong>X1年12月末日)における減価償却費の仕訳を答えよ。耐用年数は5年、残存価額は取得価額の10%である。減価償却方法は定額法により計算し、記帳方法は間接法により処理すること。

 

期中取得のポイントは、必ず取得から決算までの時間の流れを簡単でもいいので書くこと。おまる商店が建物を使用したのは10月1日から12月31日までの3ヶ月です。

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※ほんとおおざっぱでOKなので書くクセを必ずつけること

 

3ヶ月分しか使用していないので1年分ではなく3ヶ月分の減価償却費を計上します。

1年分の減価償却費=(2,000円-2,000円×10%(残価))/耐用年数の5年=360円

3ヶ月分の減価償却費=360円×1ヶ月/3ヶ月=90円

 

3ヶ月分の減価償却費を計算したら仕訳をみましょう。今回は記帳が間接法によるので、

減価償却費 90 建物減価償却累計額 90

となります。

 

減価償却費の期間配分は忘れがちです。ここでいうと3ヶ月分でなく1年分と余計に計算してしまうミスですね。減価償却は償却方法(定額法?定率法?)や記帳方法(直接法?間接法?)など確認することが多いですが、下書きに「3ヶ月!」とでっかく書くなど忘れないような対策を講じるようにしましょう!!

 

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