【簿記3級】貸付金と受取利息はきってもきれない関係。ポイントはここ
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お金の貸し借りには利息が発生する。
お金を貸したら、その分だけ利息をもらいます。ここはほぼ絶対ですね。よっぽどのことがない限り無利息で会社にお金を貸すことなんてありません。
銀行とかはそれで儲けてますよね?利息は時の経過とともに膨らんできます。なのでお金を貸す期間が長ければ長いほど、多くの利息をもらうことにより儲かる仕組みですね。
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利息の計算は、貸し借りした金額に利率をかける。
例えばこんな問題があるとしましょう。
例題:おまる商店はネズミ商事から貸付金1,000円を、1年分の利息とともに現金でうけとった(利率は年3%)
という問題だと、貸したお金に、年3%の利率をかけます。そして1年間、おまる商店はネズミ商事にお金を貸してるので、
貸したお金1,000円×1年分の利息3%×12ヶ月/12ヶ月=30円
となり、受取利息の金額は30円となります。
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貸付金返してもらった時の仕訳はこれだ
貸しつけたお金を返してもらったら、借用証書はなくなり破棄されます。もうお金を返してもらう必要がなくなるので、資産としての貸付金は減少します。
また、計算により算定された貸付金にかかる利息は、お金を貸したおまる商事は利息をもらうため、それだけ儲かります。よって収益である受取利息として処理します。
よって仕訳は
現金 | 1,030 | 貸付金 | 1,000 |
受取利息 | 30 |
と、このようになります。
わかっていただけたでしょうか?それほど難しくないですよね?また別の記事ではおまる商事から借りたネズミ商事の借り主側の処理をみていきましょう。
理解がまた深まるはずですから乞うご期待( ´∀`)