【簿記3級】貸倒引当金の設定:決算日における計算と仕訳のコツ

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前の記事では、請求先の会社が倒産したことにより当期に発生した売掛金や受取手形などの債権が貸倒れた場合については、「貸倒損失」を計上するんだよって学びました。今回は貸倒引当金の設定について勉強します。

 

貸倒引当金と貸倒引当金繰入額とは?計算方法についても

 

貸倒損失の性格って売上の修正だよっていうのは前にちらっと話しましたね。「貸倒引当金」とは、将来発生するであろう貸倒損失を前倒して設定しましょうってことです。なぜそんなことしなくちゃいけないか?

 

それは、当期ではなく来期以降に貸倒れが発生しそうなら、当期発生した売上と対応させ、打ち消すため前倒しで計上しようよ!という会計上の考えがあるからなんですね。

 

その売上と対応させる費用勘定は、「貸倒損失」ではなく「貸倒引当金繰入」という勘定で処理します。対応する「貸倒引当金」は、評価勘定と言われるもので、前勉強しましたね?「引出金」「減価償却累計額」のことですね。

 

次に貸倒引当金の計算方法についてお話します。「この会社の債権は潰れそう。。。」とか「ここのは大丈夫!」というのは簿記3級では区別しません。全部まとめて計算します。

 

計算式は、

貸倒引当金設定額=債権の期末残高×貸倒設定率(ここは問題に与えられてます)

となります。では実際の例題をみてみましょう。

 

 

貸倒引当金の計算と期末設定の仕訳

 

例題:2014年度期末12月31日においておまる商店は、売掛金期末残高5,000円に4%の貸倒引当金を設定する。

 

まず貸倒設定率は4%であることを確認して下さい。5000円の債権について4%の貸倒実績率をかけます。貸倒実績率とは貸倒設定率と同じものと考えてください。式は5,000×0.04=20で、20計上する必要があります。

 

20円の貸倒引当金は評価勘定でしたね。売掛金や受取手形のマイナスです。見合いとして貸倒引当金繰入を20計上します。よって仕訳は

 

貸倒引当金繰入 20 貸倒引当金 20

 

となります。

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