【簿記3級】貸倒引当金:前期以前に発生した売掛金が貸倒れたら?

TSU86_huruisouko132610500-thumb-792x500-3731大変です!予想通り(?)得意先が倒産してしまいました。このような場合、仕訳はどう処理するんでしょう?

 

貸倒損失を計上する前に、貸倒引当金を取り崩す

 

以前は当期に発生した売掛金が貸倒れた時の仕訳について勉強しましたね?貸倒引当金を計上していないので、「売掛金」のマイナスとともに「貸倒損失」を計上しました。今回は前期以前に発生した売掛金が回収できなかった時について考えます。

 

前期以前に発生した売掛金や受取手形などの債権については、前期以前の末日決算に貸倒引当金が設定されています⇒貸倒引当金の設定 この貸倒引当金は、将来の貸倒損失の前倒し的な意味があります。

 

いわば貸倒れの予想数値ってかんじです。なので、前期以前に発生し他売掛金が貸倒れたら、まず「貸倒引当金」を取り崩します。そして前もって計上された「貸倒引当金」を超える金額は「貸倒損失」として処理します。

 

 

前期以前発生の売掛金が貸倒れたときの仕訳

 

では例題を使って取引と仕訳を確認してみましょう

 

例題:2014年11月8日に得意先であるネズミ商事が倒産し、前期に発生した売掛金300円が貸倒れた。ちなみに貸倒引当金の残高は100円ある。

 

前期に設定された貸倒引当金は100あり、それが「売掛金」勘定のマイナスにより、取り崩されます。300円の売掛金が貸倒れて、100しか引当金を積んでないですね?取り崩してもなお処理しきれない分は、「貸倒損失」(費用)として借方に200計上します。よって仕訳は、

 

貸倒引当金 100 売掛金 300
貸倒損失 200

となります。

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