【簿記3級】差額補充法:貸倒引当金が残っている場合の決算日仕訳

PAK85_bukiminanokisaki20140102500-thumb-900x600-4095債権の貸倒れが生じると思って前もって計上した引当金、それが期末に残っていた場合は決算日どういった会計処理をすると思います?

 

引当金の期末残高があったら、決算日の処理は2種類

 

売掛金や受取手形など債権の回収が思うようにいかず、貸倒れることってままあります。そうしたら当期発生した債権なら「貸倒損失」を計上すればいいです。また、前期以前に発生した債権なら「貸倒引当金」を、それで足りなければ差額分を「貸倒損失」で計上するという話は前回しました。

 

今回は、引当金が期末で残っていた場合について勉強します。期末にいくらか引当金が残っている、しかし当期末貸倒実績率により計算された数字より少ない場合は、その数字まで追加で「貸倒引当金」を計上します。見合いとして「貸倒引当金繰入額」(費用)を計上します。これはしっくりきますよね、新しい勘定も出てきませんし。

 

いっぽう、当期末に計算された貸倒引当金設定額より多く引当金が積まれていた場合はどうでしょう?この場合貸方に「貸倒引当金金戻入」(収益)の勘定科目で処理します。設定額に合わせるように、「貸倒引当金」をマイナスします。

 

 

決算日における貸倒引当金の設定仕訳(期末残高>当期設定額)

 

例題:2014年12月31日、決算日において売掛金期末残高5,000円について、4%の貸倒引当金を設定する。なお、貸倒引当金の期末残高は100円である。

 

5,000円×4%=200円が期末に設定すべき金額です。いっぽう期末残高が100円で、追加で引当金100円分を設定する必要があります。よって仕訳は、

 

貸倒引当金繰入 100 貸倒引当金 100

 

となります。

 

 

決算日における貸倒引当金の設定仕訳(期末残高<当期設定額)

 

上の例題で、期末残高が300円だった場合はどうでしょう? あるべき設定額は上と同じく200円です。いっぽう期末残高は300円なので、期末残高<当期設定額となります。よって100円戻し入れることができます。よって仕訳は

 

貸倒引当金 100 貸倒引当金戻入 100

 

となります。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ