【簿記3級】償却債権取立益:前期貸倒れ債権を当期回収した時の仕訳

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どうもこんにちは、管理人のゆうきです。長かった債権の貸倒れについてもこれが最後の回となります。

 

今回は、「償却債権取立益」勘定という収益項目について話していきます。

 

 

 

 貸倒れたのにもうけた!?償却債権取立益という勘定の性格

 

過年度において貸倒れた債権(売掛金とか受取手形)が、回収されることがあります。このような場合、「償却債権取立益」という収益の勘定を用いて処理します。貸倒れの章に関してもうけである収益が出てくること自体珍しいので覚えられるかと思います。

 

償却というのは、なくしたという意味です。つまり、この償却債権取立益は「すでになくなった債権を、取り立てたことによって得られた収益」と理解してもらえばいいと思います。では例題をみていきましょう。

 

 

前期貸倒れ債権を当期回収した時の仕訳

 

例題:2014年11月16日、過年度に貸倒れ処理したネズミ商事に対する売掛金100円を現金で回収した。

 

過年度に貸倒れ処理した売掛金100円分が当期に回収できたときは、「貸倒引当金」や「売掛金」などの勘定科目は用いません。「売掛金」は貸倒れ処理したときにすでにマイナスしてしまっているからです。

 

この取引をみると「現金で回収した」とあるので、会社には現金が入金されており、「現金」勘定のプラスとして処理します。いっぽう、一旦貸倒れたときに貸倒損失などで費用を計上しています⇒貸倒損失 なので、過年度の費用を打ち消す意味で100円の「償却債権取立益」を計上します。

 

よって仕訳は

 

現金 100 償却債権取立益 100

 

となります。

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