直接法?間接法??2つの減価償却の記帳方法の違いについて

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前の記事でも書きました、貸方「建物」と「減価償却累計額」、どう違うの?って話を今回します。減価償却の記帳方法(帳簿への記帳方法)には直接法(直接控除法といいます)と間接法(間接控除法といいます)の2つの方法があります。

直接法は、減価償却費と同じ金額だけ直接、固定資産の帳簿価額(帳簿に記載された金額、今の価値って感じです)を減らす方法です。減価償却費という費用が増えて、建物・備品といった資産が減る、というのと同じです。こっちのほうがすんなりいくと思います。

勘定で示すとこんな感じ(徐々に資産がなくなってくイメージ)

 

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前回の記事のデータを使い仕訳すると、

減価償却費 360 建物 360

※「建物」勘定をマイナスします
一方、間接法は、固定資産の金額を直接減らすことなく、「減価償却累計額」という資産のマイナスを表す勘定科目で会計処理する方法です。「減価償却累計額」って漢字ばかりで「うっ」ってなりますけど、おそるるなかれ、減価償却累計額は、何期にもわたった減価償却費を積み重ねたもの、つまり合計です。

 

この「減価償却累計額」という勘定は、固定資産の種類ごとに「建物減価償却累計額」や備品なら「備品減価償却累計額」というふうに記帳することもあります。
まぁこれは会社によってまちまちですし、試験でもあったりなかったりってかんじですね。

 

勘定で示すとこんな感じ(資産はなくならず、累計額がたまってくイメージ)

 

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仕訳で確認します。

減価償却費 360 減価償却累計額 360

※仕訳の貸方に「減価償却累計額」を記入します。
注意しなくちゃいけないのは、あくまで記帳方法が違うだけで、固定資産の帳簿価額に変化はなく、よって直接法をとっても、間接法をとっても同じ建物の価値は変わらない!ってことです。
前回の数字を使い無理やり式に表すなら、
「建物」2,000円-「建物」or「減価償却累計額」360=「建物」1,640円

って感じです。
別の記事で固定資産の決算日処理について話していきます(^O^)/

 

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